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居酒屋の外国人集客|インバウンド客が困ることと、対策5つ

居酒屋の外国人集客|インバウンド客が困ることと、対策5つ
目次
  1. 外国人は、日本の食をどう見ているか
  2. 外国人が飲食店で困ること(独自調査)
  3. 居酒屋の対策5つ
  4. Googleマップでは、日本人のお客様も見せる
  5. SNSは、見つけてもらう準備のあとに
  6. お通しと、事前の説明
  7. よくある質問
  8. まとめ
  9. 参考・出典

居酒屋は、外国人旅行者にとって日本らしさを感じられる場所のひとつです。ただ、入り方や頼み方が分からず、店の前で足が止まってしまう人もいます。

この記事では、観光庁の調査と、私たちMILOKUが英語のYouTubeコメントを分類した独自調査から、外国人が飲食店で困ることを整理し、居酒屋がやっておきたい対策を5つにまとめます。

私たちMILOKUは、浅草で忍者体験カフェなどをグループで運営し、飲食店のインバウンド集客を支援しています。

この記事でわかること
  • 外国人は、日本の食をどう見ているか
  • 外国人が飲食店で困ること(独自調査)
  • 居酒屋の対策5つ
  • お通しと、事前の説明
  • よくある質問
日本食を食べることを、今回の旅でした人
98.2%
観光庁・2025年
言葉で困った場所のうち、飲食店
38%
観光庁・令和7年度
外国人の外食の話のうち「入り方」の困りごと
35件
英語の声116件・MILOKU調べ

外国人は、日本の食をどう見ているか

観光庁の調査(2025年)で、訪日客が今回の旅行でしたことの1位は「日本食を食べること」で98.2%でした。次回したいことでも70.7%で1位です。

最も満足した飲食は、肉料理32.5%、ラーメン19.7%、寿司13.7%。満足した理由は「美味しい」が94.4%、「食材が新鮮」が45.2%でした。焼き鳥や刺身、ラーメンなど、居酒屋で出す料理には、外国人に満足されやすいものが多くあります。

外国人が飲食店で困ること(独自調査)

ただ、食べたい気持ちがあっても、店に入れるとは限りません。観光庁の調査(令和7年度)では、コミュニケーションで困った場所の38%が飲食店、カードで困った場所の32%も飲食店でした。

私たちMILOKUは、日本の飲食店を話題にした英語のYouTube動画のコメントを集め、日本の外食に触れた116件を分類しました(読み取りと分類はAI〔Claude〕、無作為30件を代表・川名が確認)。

英語のYouTubeコメントで日本の外食に触れた116件の困りごと。言葉14件、マナー13件、入りにくい8件、注文の仕方7件、メニュー4件
出典:MILOKU調べ(英語のYouTubeコメントの独自調査、2026年10月取得。読み取りと分類はAI、無作為30件を代表・川名が確認)

言葉・作法・気後れ・注文・メニューのどれかに当たる「入り方」の困りごとは35件でした。居酒屋には、注文の仕方や席のルールなど、初めての人に分かりにくいことがあります。

日本の外食に触れた英語コメント116件で、店選びのきっかけは動画で知った26件、味18件、店の人の人柄14件、地元の店14件、一人で入りやすい14件
出典:MILOKU調べ。英語のYouTube動画39本のコメントから無作為に600件をAIで読み取り、日本の外食の話116件を分類(2026年10月取得)

店を選んだきっかけでは、「動画で知った」が26件で最も多く、味(18件)、店の人の人柄(14件)、地元の人が行く店(14件)、一人で入りやすい(14件)が続きました。

居酒屋の対策5つ

対策 内容
1. 写真つきの外国語メニュー 料理の写真と価格を並べる。看板の料理は、何が入っているかも書く
2. 支払い方法を先に伝える 使えるカードやキャッシュレスを、入口とメニューに表示する
3. Googleマップを外国語で整える 店の説明・写真・メニュー・営業時間を外国語で。外国人は旅先で地図を開いて店を探す
4. 言葉を使わない動画で発信 焼き場や料理の映像は、字幕がなくても伝わる。店を知るきっかけになる
5. 頼み方を紙で見せる 「最初に飲み物」「お通し」「ラストオーダー」など、店の決まりを1枚にまとめて渡す

Googleマップでは、日本人のお客様も見せる

外国人向けにしようとして、プロフィールの写真を外国人客だけにすると、かえって地元の雰囲気が伝わりません。

代表・川名

外国人だけしか来てないよって見せ方はあんまり好ましくない。日本人の写真を載せることによって地元の人も来てるよっていう雰囲気も作れる。

独自調査でも、「地元の人が行く店」を選んだ理由に挙げた声が14件ありました。

SNSは、見つけてもらう準備のあとに

私たちMILOKUがSNSを運用した新宿の寿司店は、言葉を使わない動画だけで、開設4ヶ月でフォロワー5万人を超えました。

ただし、ある体験事業でTikTokのフォロワーを40万人集めても、外国人のお客様が増えなかった失敗もあります。動画を見た人は、店の名前ではなく「izakaya」「yakitori」のような一般名詞で検索するため、そのときにGoogleマップや口コミサイトに店が出てこなければ、ほかの店に流れてしまいます。

お通しと、事前の説明

独自調査の116件では、お通しや入店を断られたといった話は出てきませんでした。ただ、これは「問題がない」という意味ではありません。支払いの困りごとも、コメントでは1件だけでしたが、観光庁の調査ではカードで困った場所の32%が飲食店です。コメントに出にくい困りごともあります。

お通しのように日本独自の決まりは、入店のときか、メニューの最初に、外国語で一言添えておくと安心です。値段がかかるものは、金額も書いておきましょう。

よくある質問

Q. 英語を話せるスタッフがいなくても、外国人客を受け入れられますか。
A. 受け入れられます。写真つきの外国語メニュー、支払い方法の表示、頼み方をまとめた紙があれば、会話は短くても注文まで進められます。

Q. 居酒屋のSNSは何を投稿すればいいですか。
A. 焼き場や料理など、言葉がなくても伝わる映像がおすすめです。外国人が店を選んだきっかけでは「動画で知った」が最も多くありました(独自調査の26件)。

Q. お通しは外国人に説明したほうがいいですか。
A. 説明しておくと安心です。入店時かメニューの最初に、外国語で内容と金額を書いておきましょう。

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まとめ

外国人旅行者は、日本食を楽しみに来ています。ただ、飲食店は言葉と支払いで困りやすい場所で、独自調査でも「入り方」の困りごとが多く見られました。

写真つきのメニュー、支払い方法の表示、Googleマップ、言葉を使わない動画、頼み方の紙。この5つで、外国人のお客様が入りやすい居酒屋に近づけます。

参考・出典

この記事を書いた人
川名 友貴
川名 友貴 (かわな ゆうき)
株式会社MILOKU 代表取締役/インバウンド集客コンサルタント

オリックス銀行で法人融資を3年経験したのち、D2Cアパレル事業を創業。その後浅草で人力車の車夫として現場に立ち、マーケティング責任者として人力車業界にいち早くWeb施策を導入。ロサンゼルス支店の立ち上げも担当しました。2025年に株式会社MILOKUを共同設立。

浅草で忍者体験カフェなどをグループで運営しながら、宿泊・飲食・観光施設・自治体まで、セミナー・相談を含めて300社以上のインバウンド集客を支援しています。

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