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飲食店のMEO対策とは?Googleマップで選ばれる店のやり方と実例

目次
  1. 飲食店のMEO対策とは
  2. 基本設定|まず整える5項目
  3. 飲食店で差がつく5つのポイント
  4. 1. メニュー|写真と税込の料金を載せる
  5. 2. 写真|料理・店内・人を、30〜40枚以上
  6. 3. 営業時間|「行ったのに閉まっていた」をなくす
  7. 4. 予約|Googleマップから予約できるようにする
  8. 5. 投稿(最新情報)|こまめに更新する
  9. 口コミ|集め方と返し方
  10. 口コミは、少しずつ積み上げる
  11. 返礼品と引き換えのお願いはしない
  12. すべての口コミに返信する
  13. 外国人のお客様にも選ばれるために
  14. 支援先の実例
  15. 更科天狐様(そば・天ぷら)|検索数が約32倍に
  16. ほかの飲食店の実例
  17. やらなくていいこと
  18. よくある質問
  19. まとめ

「近くでランチできる店」「この辺の居酒屋」。お客様が今いる場所の近くで店を探すとき、開くのはGoogleマップです。
そこで店が見つかり、写真やメニュー、口コミを見て「ここにしよう」と決めてもらう。この流れを整えるのが、飲食店のMEO対策です。

私たちMILOKUは、浅草を拠点に、飲食店のGoogleマップ対策を支援しています。自社でも寿司店を運営しています。

この記事では、飲食店のMEO対策のやり方を、設定・メニュー・写真・口コミの順に、支援先の実例とあわせて解説します。外国人のお客様にも選ばれるためのポイントも紹介します。

先に結論です。

飲食店のMEO対策とは Googleマップで店を見つけてもらい、選んでもらうための取り組み
飲食店で特に効くところ メニュー(写真・税込料金)、料理と店内の写真、正確な営業時間、口コミ
実例 更科天狐様(そば)検索数623件→19,780件、浅草の飲食店K様 口コミ20件→320件
やらなくていいこと 1つのキーワードの順位を追うこと、余分な連携ツール、口コミの返礼品
この記事でわかること
  • 飲食店のMEO対策とは何か
  • Googleビジネスプロフィールの基本設定
  • 飲食店で差がつく5つのポイント(メニュー・写真・営業時間・予約・投稿)
  • 口コミの集め方と返し方
  • 外国人のお客様にも選ばれるために
  • 支援先の実例と、やらなくていいこと
更科天狐様のGoogleでの検索数
約32倍
623件→19,780件・前年同期比
浅草の飲食店K様のGoogleの口コミ
16倍
20件→320件
訪日客がコミュニケーションで困った場所のうち飲食店の割合
38%
観光庁 令和7年度

飲食店のMEO対策とは

MEO(Map Engine Optimization)とは、Googleマップで店を見つけてもらうための取り組みです。中心になるのは、Googleマップに表示される店の情報「Googleビジネスプロフィール」を整えることです。

私たちは、飲食店はMEOの効果が出やすい業種だと考えています。お客様は「今から行ける店」を探していて、写真・料金・口コミを比べて、その場で行き先を決めることが多いからです。

外国人のお客様にとっても、飲食店の情報は重要です。観光庁の調査では、訪日客が日本滞在中に役立った情報の2位が飲食店(56.0%)でした(観光庁「インバウンド消費動向調査 2025年 年次報告書」)。

基本設定|まず整える5項目

項目 ポイント
オーナー確認 確認が済んでいないと編集できない。最初に済ませる
店名 看板と同じ表記に。店名にキーワードを詰め込むのはGoogleのポリシー違反
カテゴリ メインと追加で最大5つ。基本は3つ(メイン1つと関連2つ)から
住所・電話・Webサイト 公式サイトやグルメサイトと表記をそろえる
説明文 どんな店か、何が食べられるか、いくらくらいか。日本語と英語の両方で

店名を変えるときは、先に看板を変えて外観写真を撮り直してから、登録名を変えます。私たちは、看板と登録名が一致していないために、Googleに正しく認識されなかった事例を見てきました。

飲食店で差がつく5つのポイント

1. メニュー|写真と税込の料金を載せる

飲食店のGoogleビジネスプロフィールでは、メニューを登録できます。お客様は、行く前に「何があって、いくらか」を確かめたいものです。

  • 料理名には写真と税込の料金をつける
  • 看板メニューだけでなく、ランチ・ドリンク・コースなども登録する
  • ベジタリアン・ヴィーガン・ハラルなどに対応できるなら、その情報も書く
  • 外国人向けに英語の名前も添える

英語の名前は、直訳を避けて、どんな料理か伝わる言葉にします。

代表・川名

辛子明太子。明太子を海外向けに直訳すると「魚の卵」みたいな表現になる。すごく美味しくなさそうなんですよ。

2. 写真|料理・店内・人を、30〜40枚以上

写真は30〜40枚以上を目安にそろえます。料理、店内、外観に加えて、スタッフが接客している様子も効果的です。どんな人に接客してもらえるかは、お客様が気にするところだからです。

外国人のお客様が増えてきたら、外国人客の写真も載せましょう。ただし、外国人の写真だけにしないことが大切です。

代表・川名

外国人だけしか来てないよって見せ方はあんまり好ましくない。日本人の写真を載せることによって地元の人も来てるよっていう雰囲気も作れる。

3. 営業時間|「行ったのに閉まっていた」をなくす

「行ったのに閉まっていた」は、低評価の口コミの典型的なパターンです。せっかく店を選んでもらえても、営業時間が間違っていると、悪い口コミにつながってしまいます。

定休日、ラストオーダー、年末年始やお盆などの特別営業時間も、必ず登録しておきましょう。

4. 予約|Googleマップから予約できるようにする

Googleマップの店舗情報から、そのまま予約できるようにしておくと、見つけた人を逃しにくくなります。たとえばTableCheckは、Google検索やGoogleマップから直接予約できる「Googleで予約」に対応しています。

予約ボタンの行き先は、店にとって手数料の負担が少ない予約サイトや、自店の予約ページにしておくのがおすすめです。手数料の高い予約サイトを指定したままの店は、意外と多くあります。

5. 投稿(最新情報)|こまめに更新する

季節のメニュー、イベント、臨時休業などは「最新情報」として投稿します。更新が止まっていない店は、「今も元気に営業している店」に見えます。
外国人のお客様にも伝えたいなら、英語の投稿もときどき出しましょう。説明文と最新情報は、外国語に自動で翻訳されません。

Googleビジネスプロフィールで外国語に自動翻訳される項目は店名(タイトル)とカテゴリ。説明文と最新情報(投稿)は翻訳されない
出典:私たちMILOKUがGoogleビジネスプロフィールの管理画面で確認
写真もメニューも、一度登録したら終わりだと思っていました。

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店長
店長
M
MILOKU

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それが、ちょっと違うんです。季節のメニューや新しい写真を足していくと、お客様にも「今の店」が伝わります。
毎日は無理ですよ。

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店長
店長
M
MILOKU

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毎日でなくて大丈夫です。新しいメニューが出たとき、臨時休業のとき、まずはそこから始めましょう。

口コミ|集め方と返し方

口コミは、少しずつ積み上げる

Googleマップで店を比べるとき、決め手になりやすいのが口コミです。浅草の飲食店K様では、Googleの口コミが20件から320件に増えました(2026年8月末時点)。

浅草の飲食店K様のGoogleの口コミ件数。支援前20件から、2026年8月末時点で320件。16倍
出典:私たちMILOKUの支援実績(浅草の飲食店K様・2026年8月末時点)
代表・川名

口コミ一個一個が血の一滴だと思ってください。この積み重ねが外国人の方を呼んできてくれることにつながります。

1
料理を楽しんでいる時にお願いする
お会計のあとより、満足していただけた瞬間に声をかける
▼
2
その場でQRコードを見せる
テーブルやレジ横にQRコードを置き、その場で書いてもらう
▼
3
料理の写真も添えてもらう
写真つきの口コミは、次に見る人に伝わりやすい

返礼品と引き換えのお願いはしない

「口コミを書いてくれたら1品サービス」のように、口コミと引き換えに割引や景品を出すのは、Googleのポリシー違反です。口コミの削除や、新しい口コミの受付停止などが起こり得ます。
日本では2023年10月1日から、ステルスマーケティングも景品表示法の規制対象になっています。規制の対象になるのは、お客様ではなく店の側です。

すべての口コミに返信する

口コミ 返し方
高評価 お礼と、褒めていただいた料理の名前を繰り返し、次回のおすすめを添える
低評価 まず謝意を伝え、言い訳をせず、改善したことを具体的に書く
英語の口コミ 英語で返す。翻訳ツールを使って構わない

外国人のお客様にも選ばれるために

外国人のお客様は、店を選ぶ前にかなり調べます。

代表・川名

絶対に失敗をしたくないっていう気持ちで来るんですよね。これは、僕らが海外旅行に行く時も同じ。じゃあどうするかっていうと、かなり調べるんですよ。

私たちは、日本の飲食店を紹介する英語のYouTube動画に付いたコメントを集めて読みました。日本での外食に触れた116件のうち、困りごとで多かったのは、言葉(14件)、箸やおしぼりなどのマナー(13件)、入りにくさ(8件)でした。

英語のYouTubeコメント116件で、外国人が日本の飲食店で困ること。言葉14件、マナー13件、入りにくい8件、注文の仕方7件、メニュー4件、予約・お通し・入店拒否0件
出典:私たちMILOKUの独自調査(英語のYouTube動画39本・2026年10月取得)

外国人のお客様が知りたいのは、「どう入って、どう注文すればいいか」です。Googleマップの説明文や投稿に、英語で「注文の仕方」や「おすすめの食べ方」を書いておくだけでも、入りやすさは変わります。

観光庁の調査でも、訪日客がスタッフとのコミュニケーションで困った場所でいちばん多かったのは飲食店(38%)でした(観光庁「訪日外国人旅行者の受入環境整備に関するアンケート」令和7年度、2026年4月28日公表)。

調査の限界:コメントを書くのは動画の視聴者で、訪日客全体の代表ではありません。分類は私たちが行い、代表・川名が無作為の30件を確認して、30件すべてが一致しました。

外国人向けのGoogleマップ対策は、「インバウンドMEO対策とは?」で詳しく解説しています。

支援先の実例

更科天狐様(そば・天ぷら)|検索数が約32倍に

更科天狐様では、Googleビジネスプロフィールの多言語化、料理の写真の設計、口コミの運用を進めました。その結果、Googleでの検索数は前年同期の623件から19,780件になり、電話の数も約21.3倍になりました(2025年12月末〜2026年1月末、前年同期比)。

更科天狐様のGoogleでの検索数。前年同期623件から、対策後19,780件へ。約32倍
出典:私たちMILOKUの支援実績(更科天狐様・2025年12月末〜2026年1月末、前年同期比)

ほかの飲食店の実例

店 結果
浅草の飲食店K様 Googleの口コミ 20件→320件(2026年8月末時点)
くくりひめ珈琲様 Googleマップの閲覧数 259%増
浅草うどん様 トリップアドバイザー 473位→2位(浅草のレストラン1,000軒以上の中で)

詳しくは成功事例をご覧ください。

うちは小さな店ですが、効果はありますか?

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店長
店長
M
MILOKU

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あります。更科天狐様も浅草の飲食店K様も、特別な広告を出したわけではありません。写真、メニュー、口コミ、英語の説明。基本を丁寧に続けた結果です。
何から始めればいいでしょう?

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店長
店長
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MILOKU

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まずは営業時間とメニューの料金が正しいかを確かめてください。お客様をがっかりさせないことが、いちばんの土台です。

やらなくていいこと

やらなくていいこと 理由
1つのキーワードの順位を毎日確かめる 順位は見る場所で変わる。いろいろな言葉で見つかることのほうが大事
店名にキーワードを詰め込む Googleのポリシー違反
口コミの購入や、見返りつきのお願い ポリシー違反。失うもののほうが大きい
余分な連携ツールを入れる アンケートから口コミへ誘導する機能など。必要なのは基本の整備
代表・川名

余分な機能ばっかつけるんですよ。これ全部不要なんで本当に必要ないです。

よくある質問

Q. 飲食店のMEO対策とは何ですか。
A. Googleマップで店を見つけてもらい、選んでもらうための取り組みです。Googleビジネスプロフィールの店名・カテゴリ・説明文・メニュー・写真・営業時間を整え、口コミを集めて返信します。

Q. 飲食店のMEO対策で、まず何をすればいいですか。
A. 営業時間とメニューの料金が正しいかを確かめることです。「行ったのに閉まっていた」は低評価の口コミの典型的なパターンです。そのうえで、写真を30〜40枚以上にそろえ、口コミのお願いを始めましょう。

Q. 飲食店の口コミを増やすにはどうすればいいですか。
A. 料理を楽しんでいただいている時に、その場でQRコードを見せてお願いするのが効果的です。口コミと引き換えに割引や景品を出すことは、Googleのポリシー違反なのでやめてください。

Q. 外国人のお客様向けに、何をすればいいですか。
A. 説明文と最新情報は外国語に自動で翻訳されないため、英語でも書いておきましょう。メニューには写真と税込の料金、英語の名前を添えます。外国人のお客様は、注文の仕方などの「入り方」に困ることが多いので、その案内も効果的です。

Q. 飲食店のMEO対策で成果が出た例はありますか。
A. 更科天狐様では、Googleでの検索数が前年同期の623件から19,780件に増えました。浅草の飲食店K様では、Googleの口コミが20件から320件に増えています。

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まとめ

ポイント
飲食店のMEO対策とは Googleマップで見つけてもらい、選んでもらうための取り組み
差がつく5つ メニュー(写真・税込料金)、写真30〜40枚以上、正確な営業時間、予約、投稿
口コミ 満足した瞬間にその場でお願いする。返礼品は使わない。すべてに返信
外国人のお客様 説明文と投稿は英語でも。注文の仕方などの「入り方」を案内する

飲食店のMEO対策は、特別なことより、基本を丁寧に続けることで成果が出ます。

私たちMILOKUでは、実際の支援で使っているインバウンドMEO対策とトリップアドバイザー対策のチェックリストを、無料でお配りしています(メールアドレスの登録だけでダウンロードできます)。まずはチェックリストで、お店の状態を確かめてみてください。
設定や運用をまとめて任せたい方は、お気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人
川名 友貴
川名 友貴 (かわな ゆうき)
株式会社MILOKU 代表取締役/インバウンド集客コンサルタント

オリックス銀行で法人融資を3年経験したのち、D2Cアパレル事業を創業。その後浅草で人力車の車夫として現場に立ち、マーケティング責任者として人力車業界にいち早くWeb施策を導入。ロサンゼルス支店の立ち上げも担当しました。2025年に株式会社MILOKUを共同設立。

浅草で忍者体験カフェなどを自社運営しながら、宿泊・飲食・観光施設・自治体まで、セミナー・相談を含めて300社以上のインバウンド集客を支援しています。

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