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外国人観光客を増やすには?来ない原因を5段階で自己診断

外国人のお客様が来ないのはなぜ?知られる・見つかる・選ばれる・行ける・また来るの5段階で、どこで止まっているかを自己診断
目次
  1. 外国人のお客様が来るまでの5段階
  2. 段階ごとの「止まっているサイン」と打ち手
  3. ① 知られている
  4. ② 見つかる
  5. ③ 選ばれる
  6. ④ 行ける・入れる
  7. ⑤ また来る・広まる
  8. 自分の店を確かめるチェック表
  9. 私たちの失敗:フォロワー40万人でも外国人客は増えなかった
  10. 自分で判断がつかないときは
  11. よくある質問
  12. まとめ
  13. 参考・出典

「浅草や京都には外国人があふれているのに、うちの店には来ない」「SNSを始めたのに、外国人のお客様が増えない」。インバウンド集客で、よくある悩みです。

外国人のお客様が来ない理由は、店によって違います。ただ、来ない店には「どこかの段階で止まっている」という共通点があります。 知られていないのか、見つけてもらえないのか、選ばれないのか、行き方が分からないのか。止まっている場所が違えば、打つ手も違います。

私たちは、浅草で忍者体験カフェなどの店舗を自社で運営しながら、飲食店・宿・体験事業のインバウンド集客を支援しています。この記事では、外国人のお客様が来るまでの5つの段階と、自分の店がどこで止まっているかを確かめるチェック表をまとめました。

先に結論です。

来ない原因 5つの段階(知られる・見つかる・選ばれる・行ける・また来る)のどこかで止まっている
よくある失敗 止まっている場所を確かめずに、SNSや広告から始める
最初にやること 下のチェック表で、どの段階で止まっているかを確かめる
まず整えたいこと Googleマップの英語の情報・写真・口コミ(私たちの考え)
この記事でわかること
  • 外国人のお客様が来るまでの5段階
  • 段階ごとの「止まっているサイン」と打ち手
  • 自分の店を確かめるチェック表
  • 私たちの失敗:フォロワー40万人でも外国人客は増えなかった
  • 自分で判断がつかないときは
私たちの体験事業でTikTokのフォロワーを集めても、外国人客は増えなかった
40万人
知られても、その先で止まっていた
出発前に役に立った情報源に「SNS」を挙げた訪日客
43.3%
観光庁 2025年。動画サイトは39.6%
東京の飲食について米国の AI 概要が出典にした、日本の飲食店の公式サイト
0件
出典62,654件中。MILOKU調べ

外国人のお客様が来るまでの5段階

外国人のお客様が店に来るまでには、5つの段階があります。

外国人のお客様が来るまでの5段階。①知られている(SNS・動画・口コミで店の存在を知る)②見つかる(Googleマップ・検索で英語の情報が出る)③選ばれる(写真・口コミ・来る理由が伝わる)④行ける・入れる(道順・営業時間・予約・入り方が分かる)⑤また来る・広まる(口コミが残り、次のお客様につながる)
MILOKUの考え方をもとに作成

大事なのは、どこか1つで止まると、その先には進まないことです。SNSでどれだけ知ってもらっても、Googleマップで店の英語の情報が出なければ、お客様は来ません。

段階ごとの「止まっているサイン」と打ち手

① 知られている

観光庁の調査では、訪日客が出発前に役に立った情報源は、SNS(43.3%)と動画サイト(39.6%)が上位でした。

出発前に役に立った旅行情報源(2025年・全国籍・複数回答)。SNS 43.3%、動画サイト 39.6%、個人のブログ 23.9%、日本政府観光局のHP 12.2%、口コミサイト 11.0%
出典:観光庁 インバウンド消費動向調査 2025年 年次報告書 p.23 図表5-1
止まっているサイン 打ち手
外国人のSNSや動画で、店や地域がまったく出てこない 写真や動画で伝わる体験・料理を発信する。外国人の旅行者に紹介してもらう

ただし、ここから始めるのは、②〜④が整ってからです(理由は後で、私たちの失敗例とあわせてお伝えします)。

② 見つかる

外国人のお客様は、店を知ったあと、Googleマップや検索で店を確かめます。最近は AI の回答も使われますが、私たちが米国の Google の AI 概要で東京の飲食を調べたところ、出典62,654件のうち日本の飲食店の公式サイトは0件でした。見つけてもらう場所は、店のホームページより、Googleマップや口コミサイトです。

止まっているサイン 打ち手
英語で店の種類(例:ramen near me)を調べても、Googleマップに出てこない Googleビジネスプロフィールのカテゴリ・説明文・写真を整える
Googleマップの説明文が日本語だけ 説明文に英語を入れる(店名やカテゴリは自動で翻訳されるが、説明文は自動では翻訳されない)
Googleマップの管理権限が誰にあるか分からない オーナー確認をして、管理権限を店で持つ

③ 選ばれる

見つけてもらえても、写真や口コミが少なく、何の店か伝わらないと、ほかの店が選ばれます。

止まっているサイン 打ち手
Googleマップの写真が数枚しかない 料理・店内・入口・メニューの写真を足す
口コミが少ない、英語の口コミがない 口コミ用のリンクとQRコードを用意し、英語の一言を添えて頼む
何が名物で、なぜ来るべきかが伝わらない 「この店でしかできないこと」を写真と短い英語で見せる

口コミの増やし方は「Googleの口コミを増やす方法」で詳しく解説しています。

④ 行ける・入れる

選んでもらえても、行き方や入り方が分からないと、お客様は途中であきらめます。私たちが英語のYouTubeコメントを分類した調査では、日本旅行で実際に起きたことの1位は交通の話(経験115件中40件)でした。駅から宿まで、階段とエレベーター、終電の話です。

止まっているサイン 打ち手
最寄り駅しか書いていない 使う出口・歩く分数・エレベーターの有無を英語で書く
営業時間やラストオーダーが英語で見つからない Googleマップの営業時間を最新にし、ラストオーダーも書く
予約が必要か、予約なしで入れるかが分からない 予約の要否と方法を英語で書く
入り方・頼み方が分からない 注文のしかたや食べ方を、写真つきで見せる

詳しくは「外国人観光客が本当に困ること|お金や作法より「駅から宿まで」」をご覧ください。

⑤ また来る・広まる

一度来てくれたお客様の口コミが残れば、それが次のお客様を連れてきます。

止まっているサイン 打ち手
来てくれた外国人のお客様に、口コミをお願いしていない 会計のときに英語のカードで一言お願いする
口コミに返信していない 英語の口コミには英語で、短く丁寧に返す

自分の店を確かめるチェック表

当てはまらない項目が多い段階が、いま止まっている場所です。上の段階から順に確かめてください。

② 見つかる

  • □ Googleビジネスプロフィールのオーナー確認をしている
  • □ 説明文に英語が入っている
  • □ 英語で店の種類を検索すると、Googleマップに出てくる

③ 選ばれる

  • □ 料理・店内・入口・メニューの写真がそろっている
  • □ 英語の口コミがある
  • □ 「この店でしかできないこと」が写真で伝わる

④ 行ける・入れる

  • □ 使う駅と出口、歩く分数を英語で書いている
  • □ 営業時間・ラストオーダー・定休日が最新
  • □ 予約の要否と方法が英語で分かる

⑤ また来る

  • □ 口コミ用のQRコードと英語のカードがある
  • □ 口コミに返信している

① 知られている

  • □ ②〜④が整ったうえで、SNSや動画で発信している
ここがポイント

①(知られる)は、最後に確かめます。
②〜④が整っていない状態で知ってもらっても、お客様は途中で離れてしまいます。

Googleビジネスプロフィールとトリップアドバイザーの設定項目は、私たちが実務で使っているチェックリストを無料で配布しています。

▼無料ダウンロード
インバウンドMEO対策チェックリスト(全5ページ・メールアドレスのご登録のみ)

私たちの失敗:フォロワー40万人でも外国人客は増えなかった

私たちMILOKUにも、止まっている場所を見誤った経験があります。

ある体験事業で、TikTokのフォロワーを40万人まで集めました。①の「知られる」は、うまくいったように見えました。それでも、外国人のお客様は増えませんでした。

知ってもらうことと、来てもらうことは別でした。

この経験から、私たちは、知ってもらう前に、見つけてもらえる状態か・選んでもらえる状態かを確かめることが大切だと考えています。

外国人のお客様を増やしたくて、まずInstagramを始めようと思っています。

▶

店長

店長

M

MILOKU

◀

その前に、Googleマップで、英語で店の種類を検索してみてください。お店は出てきますか。
出てきませんでした。店名で検索すると出るんですが。

▶

店長

店長

M

MILOKU

◀

そこが止まっている場所かもしれません。SNSで知ってもらっても、Googleマップで見つからないと、お客様は来られないんです。
QUIZ
外国人のお客様を増やしたい店。最初に確かめるのはどれでしょう?
A. Instagramのフォロワー数
B. 英語で店の種類を検索して、Googleマップに出てくるか
C. 広告の予算
答えを見る
B
知ってもらう前に、見つけてもらえる状態かを確かめます。Googleマップに出てこなければ、SNSや広告で知ってもらっても、お客様は店にたどり着けません。

自分で判断がつかないときは

チェック表を試しても、「どこが止まっているのか判断がつかない」「分かったけれど、手が回らない」という方もいると思います。

私たちMILOKUの無料相談では、御社のGoogleマップと口コミ、英語の情報を実際に拝見し、どの段階で止まっているかをお伝えします。そのうえで、自分でできることと、頼んだほうがよいことを分けてご提案します。

支援先 止まっていた段階 結果
浅草うどん様(浅草) ③ 選ばれる(開店したばかりで、口コミが少なかった) トリップアドバイザーで浅草のレストランの中で473位から2位に
武蔵野うどん じんこ様(三軒茶屋) ② 見つかる(Googleの管理権限が元従業員のまま) 権限を取り戻し、Googleマップと多言語対応で集客を始めた
くくりひめ珈琲様(浅草) ② 見つかる Googleマップの閲覧数259%UP、マップ経由の来店者数は前年比140%UP

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よくある質問

Q. 外国人観光客を増やすには、何から始めればいいですか。
A. まず、自分の店がどの段階で止まっているかを確かめることです。私たちは、Googleマップの英語の情報・写真・口コミを整えることを最初の一歩としておすすめしています。SNSや広告は、そのあとで十分です。

Q. SNSを頑張っているのに外国人のお客様が増えません。
A. 知ってもらう段階はできていても、その先の「見つかる」「選ばれる」「行ける」で止まっている可能性があります。Googleマップで英語の店の種類を検索して、店が出てくるかを確かめてみてください。

Q. お金をかけずにできることはありますか。
A. Googleビジネスプロフィールの作成と掲載は無料です。オーナー確認、英語の説明文、写真、営業時間、口コミへの返信は、自分で始められます。

▼MILOKUの支援サービス
インバウンド集客支援のサービス一覧

まとめ

外国人観光客を増やすには、知られる・見つかる・選ばれる・行ける・また来る、の5つの段階のどこで止まっているかを確かめることから始めます。止まっている場所が分かれば、打つ手ははっきりします。

チェック表で、まずは自分の店を確かめてみてください。判断がつかないときは、私たちが一緒に確かめます。

参考・出典

この記事を書いた人

川名 友貴

川名 友貴 (かわな ゆうき)
株式会社MILOKU 代表取締役/インバウンド集客コンサルタント

オリックス銀行で法人融資を3年経験したのち、D2Cアパレル事業を創業。その後浅草で人力車の車夫として現場に立ち、マーケティング責任者として人力車業界にいち早くWeb施策を導入。ロサンゼルス支店の立ち上げも担当しました。2025年に株式会社MILOKUを共同設立。

浅草で忍者体験カフェなどをグループで運営しながら、宿泊・飲食・観光施設・自治体まで、セミナー・相談を含めて300社以上のインバウンド集客を支援しています。

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