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世界最強のパスポートランキング2026|日本は2位、1位はシンガポール

世界最強のパスポートランキング|日本のパスポート 2位
目次
  1. 世界最強のパスポートランキングとは
  2. 世界最強のパスポートランキング2026 TOP10
  3. 日本のパスポートは何位? 2位・188の国と地域
  4. 2018〜2024年は7年連続の1位だった
  5. 20年でパスポートの世界はどう変わったか
  6. 平和な国ほどパスポートが強い
  7. 【インバウンドの視点】日本は外国人をどれだけビザなしで受け入れているか
  8. 観光で競う国・地域と比べると
  9. 訪日客の多い国は、ビザが要る? 要らない?
  10. 事業者の方へ|ビザの有無で変わる、集客の準備
  11. よくある質問
  12. まとめ

パスポートの強さを比べるヘンリー・パスポート・インデックスの2026年7月版が発表されました。

1位 シンガポール(ビザなしで192の国・地域)
日本 2位(韓国・アラブ首長国連邦と同順位、188の国・地域)
日本の推移 2018〜2024年は7年連続1位、2025年から2位
米国 10位(180)

日本のパスポートは、今も世界トップクラスです。 ただし、7年続いた1位の座からは2025年に降りています。

この記事では、ランキングの中身に加えて、インバウンドに関わる事業者にとって大事な「日本は外国人をどれだけビザなしで受け入れているか」も取り上げます。

この記事でわかること
  • 世界最強のパスポートTOP10と、日本が1位から2位になった経緯
  • 20年でパスポートの世界がどう変わったか
  • 日本は外国人をどれだけビザなしで受け入れているか(韓国・タイとの比較)
  • ビザの有無で変わる、市場ごとの集客の準備

出典:Henley & Partners「Henley Passport Index」2026年7月版(2026年7月21日発表)と2026年1月版(2026年1月13日発表)のプレスリリース、および同社公式サイトの国別データ。
日本側の数字は外務省の公表資料です。

世界最強のパスポートランキングとは

ヘンリー・パスポート・インデックスは、英国のHenley & Partnersが発表しているパスポートの世界ランキングです。

項目 内容
測っているもの そのパスポートで、事前にビザを取らずに行ける国・地域の数
数え方 ビザ免除のほか、到着時ビザ・電子渡航認証で入れる国も含む
データ 国際航空運送協会(IATA)の渡航情報データベース
対象 227の国・地域
発表 年に数回(2026年は1月と7月)

「ビザなしで行ける国が多いパスポート=強いパスポート」という考え方です。

パスポートに「強い」「弱い」ってあるんですか?

▶

読者
読者
M
MILOKU

◀

あるんです。ビザを取らずに行ける国が多いほど「強い」と数えます。日本のパスポートなら188の国と地域です。
188か所も、ビザなしで……。

▶

読者
読者
M
MILOKU

◀

それでも1位ではないんですよ。1位のシンガポールは192です。

世界最強のパスポートランキング2026 TOP10

日本・韓国・UAE
188の国・地域
2位
シンガポール
192の国・地域
1位
スウェーデン
187の国・地域
3位
順位 国 ビザなしで行ける国・地域
1 シンガポール 192
2 日本・韓国・アラブ首長国連邦 188
3 スウェーデン 187
4 フランス・ドイツ・イタリア・スペインなど欧州11か国 186
5 スイス・オーストリア・ポルトガルなど5か国 185
6 英国・ポーランド・ハンガリー 184
7 オーストラリア・カナダ・マレーシア・ニュージーランドなど8か国 183
8 クロアチア・エストニア 182
9 リトアニア・リヒテンシュタイン 181
10 米国・アイスランド 180

同じ数の国は同じ順位になるため、上位10位には38か国が入っています。
国ごとの並びはHenley公式サイトの国別データで補っています(上位の順位はプレスリリースと一致)。

1位はシンガポールで、2025年から単独の首位を続けています。東アジア・東南アジアからは、シンガポール・日本・韓国・マレーシアが上位10位に入りました。

日本のパスポートは何位? 2位・188の国と地域

QUIZ
日本のパスポートは、2018〜2024年の7年間、世界で何位だったでしょう?
A. 1位
B. 3位
C. 5位
答えを見る
A. 1位(7年連続)
2025年にシンガポールが単独の首位になり、日本は2位になりました。

日本のパスポートは2位で、188の国・地域にビザなしで行けます。韓国・アラブ首長国連邦と同じ順位です。

2018〜2024年は7年連続の1位だった

年 日本の順位 ビザなしで行ける国・地域
2006年 3位 128
2010年 6位 160
2016年 5位 173
2018〜2024年 1位(7年連続) 190〜194
2025年 2位 193
2026年 2位 188

Henley公式サイトの国別データ(各年の値)より。

日本のパスポートの世界順位の推移グラフ(2006〜2026年)。2006年3位、2010年6位などを経て、2018〜2024年は7年連続1位、2025年と2026年は2位(188の国・地域)
出典:ヘンリー・パスポート・インデックス(Henley & Partners 公式サイトの各年のデータ)

日本は2018年から2024年まで7年連続で世界1位でした。2025年にシンガポールに首位を譲り、2026年も2位です。

2026年の188は、ピークだった2024年の194から6つ減っています。
減った理由について、Henleyのプレスリリースは日本個別の説明をしていません。

20年でパスポートの世界はどう変わったか

2026年はランキングの開始から20周年です。7月版のプレスリリースは、20年の変化をこうまとめています。

パスポートの平均(ビザなしで行ける国・地域)
58 → 108
20年でほぼ倍に
1位と最下位の差
170
過去最大(2006年は118)
2006年 2026年
パスポートの平均 58の国・地域 108の国・地域
1位 米国・デンマーク・フィンランド(130) シンガポール(192)
米国の順位 1位 10位
1位と最下位の差 118 170(過去最大)

世界全体で「ビザなしで行ける国」は大きく増えた一方、強いパスポートと弱いパスポートの差は開いています。
最下位はアフガニスタンで、ビザなしで行けるのは22の国・地域です。

米国って、20年前は1位だったんですか。

▶

読者
読者
M
MILOKU

◀

そうなんです。2006年は米国・デンマーク・フィンランドが並んで1位でした。2026年の米国は10位です。
日本はずっと上のほうにいますよね。

▶

読者
読者
M
MILOKU

◀

2018年から2024年までは7年連続で1位でした。今は2位です。

平和な国ほどパスポートが強い

7月版のプレスリリースで、Henleyはこのランキングと世界平和度指数(平和な国のランキング)を20年分比べ、平和な国ほどパスポートが強いという関係があると報告しました(順位の相関0.65)。

日本は両方のランキングの上位にいる国として名前が挙がっています。

日本は世界平和度指数2026で163か国中10位、「社会の安全・治安」の分野だけなら世界4位です(分野別の順位は報告書の付録から私たちが算出)。

世界平和度指数の結果は「治安がいい国ランキング2026|日本は世界10位、治安だけなら4位」で詳しく解説しています。

【インバウンドの視点】日本は外国人をどれだけビザなしで受け入れているか

ここからが、インバウンドに関わる事業者にとっての本題です。

日本のパスポートが世界2位なら、外国人にとっても日本は入りやすい国なんですよね?

▶

店長
店長
M
MILOKU

◀

そこは別の話なんです。パスポートの順位は「日本人が海外に行きやすいか」の指標。外国人が日本に入りやすいかは、また違う数字で見ます。
日本はどれくらいの国をビザなしで受け入れているんですか?

▶

店長
店長
M
MILOKU

◀

外務省によると74の国・地域です。パスポートの強さで並ぶ韓国は110。数字で比べてみましょう。

外務省によると、日本が短期滞在のビザを免除しているのは74の国・地域です。
Henleyは、この「受け入れる側」の数も開放度(Henley Openness Index)として順位にしています。

日本
日本人がビザなしで行ける国・地域(パスポートの強さ) 188(2位)
日本がビザなしで受け入れている国籍(受け入れの開放度) 74(199の国・地域中60位)

受け入れの74は外務省の査証免除の数と一致します。開放度の順位はHenley公式サイトのデータ(2026年9月27日時点)です。

Henleyも2026年1月版で、「出国のしやすさ」と「受け入れの開放度」の差が大きい国として、米国・オーストラリアに続いてカナダ・ニュージーランド・日本を挙げています。
日本は「出やすいが、ビザなしで入れる国は限られる」国です。

観光で競う国・地域と比べると

では、観光客を取り合うほかの国・地域は、どれだけビザなしで外国人を受け入れているのでしょうか。同じHenleyのデータで比べます。

国・地域 ビザなしで受け入れる国籍 受け入れの開放度(順位) パスポートの強さ(順位)
シンガポール 164 16位 1位
タイ 112 34位 64位
韓国 110 36位 2位
中国 79 58位 61位
日本 74 60位 2位
台湾 70 63位 35位
米国 46 73位 10位

Henley公式サイトのデータ(2026年9月27日時点)より私たちが整理。

ビザなしで受け入れている国籍の数を比べた棒グラフ。シンガポール164、タイ112、韓国110、中国79、日本74、台湾70、米国46
出典:Henley Openness Index(2026年9月27日時点)

パスポートの強さで日本と並ぶ韓国は、日本より36多い110の国籍をビザなしで受け入れています。 タイは112、シンガポールは164です。
観光客を呼び込む競争相手と比べると、日本は「ビザなしで来られる国の数」では開いていない側にいます。

訪日客の多い国は、ビザが要る? 要らない?

日本政府観光局(JNTO)の2026年1〜8月の統計で、訪日客の多い国・地域を並べます。

国・地域 2026年1〜8月の訪日客 日本のビザ
韓国 742万300人 不要
台湾 540万2,000人 不要
中国 290万4,600人 必要
米国 230万5,300人 不要
香港 181万8,300人 不要
タイ 79万500人 不要(15日以内・IC旅券)
フィリピン 55万8,500人 必要
ベトナム 50万5,300人 必要

訪日客数:JNTO 訪日外客数 2026年8月推計値(2026年9月16日発表)。ビザ:外務省「査証免除国・地域(短期滞在)」(令和7年9月1日時点のページ)。

訪日客の多い国・地域と日本のビザの要否。2026年1〜8月の訪日客は韓国742万人・台湾540万人・米国231万人・香港182万人・タイ79万人がビザ不要、中国290万人・フィリピン56万人・ベトナム51万人がビザが必要
出典:JNTO 訪日外客数(2026年8月推計値、2026年9月16日発表)、外務省「査証免除国・地域」
ここがポイント

訪日客の多い上位5つのうち、4つ(韓国・台湾・米国・香港)はビザなしで来られる国・地域です。

中国・フィリピン・ベトナムのお客様は、来日の前にビザの手続きが必要です。
ビザ免除は74の国・地域に限られています。それでも、今の訪日客の中心はその74の中から来ています。

事業者の方へ|ビザの有無で変わる、集客の準備

市場 特徴 実務では
ビザ不要(韓国・台湾・米国・香港など) 事前の手続きなしで来られる 直前でも見つけてもらえるように、Googleマップや予約サイトの情報を常に最新にしておく
ビザが必要(中国・フィリピン・ベトナムなど) 渡航前にビザの手続きがある 旅行の計画段階で目に入るように、母国語の情報発信を早めに始める
すべての市場 日本の治安・安全は世界的に評価されている 「安全」を伝えるときは、出典と順位を添えて書く

ビザの条件は変わることがあります。最新の情報は必ず外務省の公式ページで確認してください。
国別の訪日客の動きは「訪日外国人の推移【2026年最新】」、世界の観光客数の順位は「世界の観光客数ランキング」で解説しています。

よくある質問

Q. 世界最強のパスポートはどこの国ですか。
A. 2026年7月版ではシンガポールです。ビザなしで192の国・地域に行けます。

Q. 日本のパスポートは何位ですか。
A. 2位です。韓国・アラブ首長国連邦と同じ順位で、ビザなしで188の国・地域に行けます。

Q. 日本のパスポートはずっと1位ではなかったのですか。
A. 2018年から2024年までは7年連続で1位でした。2025年にシンガポールが首位になり、日本は2位になっています。

Q. 日本のパスポートでビザなしで行ける国は何か国ですか。
A. ヘンリー・パスポート・インデックス2026年7月版では188の国・地域です(到着時ビザ・電子渡航認証で入れる国を含む)。

Q. 日本は何か国の外国人にビザを免除していますか。
A. 外務省によると、短期滞在のビザを免除しているのは74の国・地域です。韓国・台湾・香港・米国などは対象で、中国・フィリピン・ベトナムは対象外です。Henleyの受け入れ開放度では199の国・地域中60位で、韓国(110・36位)やタイ(112・34位)より少ない数です。

まとめ

ポイント
世界最強のパスポート シンガポール(192)
日本 2位(188)。2018〜2024年は7年連続1位
20年の変化 平均は58→108に増加。強い国と弱い国の差は過去最大
平和との関係 平和な国ほどパスポートが強い。日本は両方の上位
受け入れる側の日本 ビザなしで受け入れるのは74(60位)。韓国110・タイ112より少ない。訪日客の上位5つのうち4つはビザ不要

日本のパスポートは世界トップクラスです。そして受け入れる側として見ると、訪日客の多くはビザなしで来られる国・地域の人たちです。
ビザの有無で、来日までに必要な準備は変わります。 市場ごとに情報発信の時期と中身を合わせることが、集客の土台になります。

私たちMILOKUは、浅草で自ら店舗を運営しながら、国ごとに違う外国人のお客様と日々向き合っています。
市場に合わせた集客の設計を、ご一緒に考えます。
インバウンド集客でお悩みでしたら、お気軽にご相談ください。

この記事を書いた人
川名 友貴
川名 友貴 (かわな ゆうき)
株式会社MILOKU 代表取締役/インバウンド集客コンサルタント

オリックス銀行で法人融資を3年経験したのち、D2Cアパレル事業を創業。その後浅草で人力車の車夫として現場に立ち、マーケティング責任者として人力車業界にいち早くWeb施策を導入。ロサンゼルス支店の立ち上げも担当しました。2025年に株式会社MILOKUを共同設立。

浅草で忍者体験カフェなどを自社運営しながら、宿泊・飲食・観光施設・自治体まで、セミナー・相談を含めて300社以上のインバウンド集客を支援しています。

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