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多言語サイト制作の費用相場|29サイトの料金を集計した目安

多言語サイト制作 費用相場の目安。29サイトの料金を集計、新規制作は中央値50〜650万円、既存サイトに言語追加は25〜90万円
目次
  1. 多言語サイトの作り方は3つ
  2. 29サイトの金額を集計した結果
  3. 実際の発注額は、中央値87.6万円
  4. 費用を左右すること
  5. 見積もりで確かめること
  6. 多言語にしても予約されないサイトの共通点
  7. よくある質問
  8. まとめ
  9. 調べ方と限界
  10. 参考・出典

外国人のお客様向けに、ホームページを英語や中国語にも対応させたい。ところが、調べると「数万円」から「数千万円」まで金額がばらばらで、どれを信じればいいか分からない。そんな声をよく聞きます。

そこで私たちMILOKUは、多言語サイトの費用を具体的な金額で書いている制作会社・比較メディア・翻訳ツールなどのページを29件集め、方式ごとに数えました。この記事では、その結果をもとに、多言語サイト制作の費用の目安と、見積もりで確かめることをまとめます。

新規制作 29サイトが書いた金額の中央値で、下限50万円・上限650万円
既存サイトに言語を追加 25万〜90万円が中心
翻訳ツール(月額) 月1万〜10万円が中心
実際の発注額 Web幹事の発注データでは中央値87.6万円
この記事でわかること
  • 多言語サイトの作り方は3つ
  • 29サイトの金額を集計した結果
  • 費用を左右すること
  • 見積もりで確かめること
  • 多言語にしても予約されないサイトの共通点
新規制作の金額の中央値(下限〜上限)
50万〜650万円
29サイトのうち新規制作の金額を書いた20件/MILOKU調べ
既存サイトに言語を追加する場合
25万〜90万円
金額を書いた10件の中央値
多言語サイトの発注金額の中央値
87.6万円
Web幹事の発注データ

多言語サイトの作り方は3つ

多言語サイトの費用は、まず「どう作るか」で大きく変わります。

作り方 内容 向いている場合
新規制作 外国語のサイトを新しく作る。言語ごとにページを作り、翻訳して載せる サイト全体を作り直す。外国人向けに見せ方から変えたい
既存サイトに言語を追加 今の日本語のサイトに、英語などのページを足す 今のサイトのデザインと仕組みを生かしたい
翻訳ツール(月額) サイトにツールを入れ、ページを自動で翻訳して表示する ページ数が多い。まず手早く外国語で見られるようにしたい

29サイトの金額を集計した結果

2026年11月、多言語サイトの費用を具体的な金額で書いているページを29件集めました。内訳は、比較メディア10件、制作会社の記事8件、翻訳ツールの会社3件、制作会社の料金表3件、翻訳会社1件、その他4件です。各ページが書いている最低額と最高額を、方式ごとに並べて中央値を出しました。

多言語サイトの費用を書いた29サイトの金額の中央値。新規制作の下限50万円・上限650万円、既存サイトに言語を追加する場合の下限25万円・上限90万円
出典:MILOKU調べ(多言語サイトの費用を書いた制作会社・比較メディアなど29サイト、2026年11月確認)
作り方 金額が分かる件数 下限の中央値 上限の中央値 書かれていた幅
新規制作 20件 50万円 650万円 0円(月額制)〜5,000万円(10言語以上)
既存サイトに言語を追加 10件 25万円 90万円 3万円(機械翻訳のみ)〜700万円
翻訳ツール(月額) 7件 月1万円 月10万円 月1,500円〜30万円

大きなサイトや海外向けの総合サイトについては、4つのサイトが同じ「500万〜2,000万円」という幅を書いていました。

実際の発注額は、中央値87.6万円

上の金額は、各社が書いている「目安」です。実際に発注された金額のデータを出していたのは、29件のうち Web幹事の1件だけでした。

Web幹事の多言語サイトの発注金額の分布。50万円以下31%、50万〜150万円34%、150万円以上34%、中央値87.6万円
出典:Web幹事「多言語サイト制作に強い制作会社」の発注データ(2026年11月確認)

Web幹事のデータでは、多言語サイトの発注金額は平均119.8万円・中央値87.6万円でした。50万円以下が31%、50万〜150万円が34%、150万円以上が34%と、ほぼ3つに分かれています。

QUIZ
多言語サイトの費用を書いた29サイトのうち、実際の発注データを示していたのは何件?
A. 1件
B. 10件
C. 20件
答えを見る
A. 1件
ほかの28件は、根拠を書いていない「目安」でした。金額を比べるときは、前提(言語数・ページ数・新規か追加か)を確かめましょう。

費用を左右すること

29サイトの多くが、費用を左右することとして次の点を挙げていました。

費用を左右すること どう変わるか
ページ数・翻訳する文字の量 多いほど翻訳と制作の手間が増える
言語の数 言語ごとに翻訳とチェックが必要になる
翻訳の方法 機械翻訳だけ/機械翻訳+人のチェック/人の翻訳+ネイティブのチェックの順に高くなる
公開後の更新と保守 日本語のページを直すたびに、外国語のページも直す必要がある
仕組み(CMS・ツール) 言語の切り替えや更新のしやすさが変わる

「機械翻訳と人のチェックを組み合わせると30〜70%安くなる」と書いていたページも4件ありました。ただし、これは制作・サービス側の説明で、根拠は示されていません。

見落としやすいのが、公開後の更新の費用です。日本語のサイトで料金や営業時間を変えたとき、外国語のページが古いまま残っていると、外国人のお客様を迷わせてしまいます。

見積もりで確かめること

金額がばらばらに見えるのは、前提がそろっていないからです。見積もりを比べるときは、次の点をそろえて確かめます。

1
言語とページ数
何語に、何ページ分を対応するか。トップページだけか、全ページか
▼
2
翻訳の方法
機械翻訳か、人の翻訳か。ネイティブのチェックが入るか
▼
3
更新の方法と費用
公開後に日本語を直したとき、外国語のページは誰が、いくらで直すか
▼
4
外国語での検索対策
外国語で検索されたときに見つけてもらうための設定(多言語SEO)が含まれるか
▼
5
予約・問い合わせの導線
外国語のページから、予約や問い合わせまで進めるか

多言語にしても予約されないサイトの共通点

費用をかけて多言語にしても、予約や来店につながらないサイトがあります。私たちMILOKUが、英語ページのある宿・体験・飲食店の公式サイト103件を調べたところ、外国人が予約の前に知りたい13の項目のうち5項目以上がそろっていたのは、宿で86.8%、体験で62.1%、飲食店では47.2%でした。キャンセル規定を英語で書いていたのは、飲食店では13.9%にとどまります。

翻訳することより、外国人が知りたいことを書くことのほうが先です。値段、予約の方法、キャンセル規定、場所、所要時間など、予約の前に知りたいことが外国語で書かれているかを確かめましょう。詳しくは「インバウンド向けホームページ|作っても予約されない理由と書く項目」でまとめています。

英語のサイトを作るなら、とにかく全ページを翻訳したほうがいいですか。

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店長
店長
M
MILOKU

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全ページより、外国人のお客様が予約の前に知りたいページを先に、しっかり作るほうが効果的です。値段や予約の方法、キャンセル規定など、ここが分からないと予約まで進んでもらえません。
ここがポイント

多言語サイトの費用は「どう作るか」と「何を書くか」で決まります。
見積もりは、言語・ページ数・翻訳の方法・更新の費用をそろえて比べ、翻訳より先に、外国人が予約の前に知りたいことが書かれているかを確かめます。

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よくある質問

Q. 多言語サイトの制作費用の相場はいくらですか。
A. 私たちMILOKUが集めた29サイトの金額では、新規制作は下限の中央値が50万円、上限の中央値が650万円でした。既存サイトに言語を追加する場合は25万〜90万円が中心です。Web幹事の発注データでは、中央値は87.6万円でした。

Q. 既存のホームページを多言語化すると、いくらかかりますか。
A. 29サイトのうち、既存サイトへの言語の追加について金額を書いた10件では、25万〜90万円が中心でした。機械翻訳だけなら数万円からという例もあります。ページ数と翻訳の方法で変わります。

Q. 翻訳ツールを使うと安くなりますか。
A. 翻訳ツールは月1万〜10万円が中心で、ページ数が多いサイトでは安く始められます。ただし、自動の翻訳だけでは、料理名やサービスの説明が伝わりにくいことがあります。大事なページは人のチェックを入れるのがおすすめです。

Q. 見積もりを比べるときは、どこを見ればいいですか。
A. 言語とページ数、翻訳の方法、公開後の更新の費用、外国語での検索対策、予約や問い合わせの導線の5つをそろえて比べます。

▼MILOKUの支援サービス
多言語サイト制作/SEO・MEO対策

まとめ

多言語サイト制作の費用は、29サイトが書いた金額の中央値で、新規制作が50万〜650万円、既存サイトへの言語の追加が25万〜90万円、翻訳ツールが月1万〜10万円でした。実際の発注データでは中央値87.6万円です。

金額がばらつくのは、言語・ページ数・翻訳の方法・更新の費用といった前提がそろっていないからです。見積もりは前提をそろえて比べ、翻訳より先に、外国人が予約の前に知りたいことが書かれているかを確かめましょう。多言語サイトの制作や、外国語のページの見直しのご相談は、お気軽にお問い合わせください。

調べ方と限界

  • 集め方:「多言語サイト 制作 費用」「ホームページ 多言語化 費用」「多言語サイト 費用 相場」「webサイト 多言語対応 費用」「英語サイト 制作 費用」で検索し、多言語サイトの費用を具体的な金額で書いた日本語のページを29件集めました(同じ会社は1件、2026年11月5日確認)。集めと金額の書き出しは AI(Claude)で行い、方式ごとの中央値は書き出した表から計算し直して確かめました
  • 検索は日本の Google の順位そのものではありません
  • 金額は各ページが書いた「目安」で、多くは根拠が書かれていません。言語数やページ数の前提が書かれていない金額も多く含みます
  • 2020〜2021年の記事・プレスリリースなど、古い情報も含みます
  • 英語ページの中身:OpenStreetMap に URL が登録され、英語ページがある宿・体験・飲食店の公式サイト103件の英語ページを、語のパターンで判定しました(2026年10月)

参考・出典

  • Web幹事「多言語サイト制作に強い制作会社」(2026年11月確認)
  • MILOKU調べ:多言語サイトの費用を書いた29サイト(2026年11月確認)
  • MILOKU調べ:英語ページがある宿・体験・飲食店の公式サイト103件の英語ページの中身(2026年10月取得)

この記事を書いた人
川名 友貴
川名 友貴 (かわな ゆうき)
株式会社MILOKU 代表取締役/インバウンド集客コンサルタント

オリックス銀行で法人融資を3年経験したのち、D2Cアパレル事業を創業。その後浅草で人力車の車夫として現場に立ち、マーケティング責任者として人力車業界にいち早くWeb施策を導入。ロサンゼルス支店の立ち上げも担当しました。2025年に株式会社MILOKUを共同設立。

浅草で忍者体験カフェなどをグループで運営しながら、宿泊・飲食・観光施設・自治体まで、セミナー・相談を含めて300社以上のインバウンド集客を支援しています。

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